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国家機能の変遷

□国家機能の変遷 
    19世紀的国家(近代国家)   20世紀的国家(現代国家)

 
 「夜警国家」
  「自由国家」
   「消極国家」
   「立法国家」
   「小さな政府」
 「安価な政府」

  「福祉国家」
  「職能国家(service state)
  「社会国家」
  「積極国家」
  「行政国家」
    「大きな政府」
                              注)現代国家の位置付けを誤らないこと。 

「夜警国家」
    国家の任務 泥棒と侵入から守ること

「立法国家」
    →立法権が行政権や司法権に優越している国家
    自由放任主義 国家の機能は最小限-----必要な事項は全て法律に制定

行政国家    →行政権の優位が確立された国家      行政の大規模化,複雑化 専門的知識・技術を持った行政官僚の台頭

「安価な政府(
cheap government)」
    →政府の機能は必要最小限にとどめ、国民の負担を低く抑えようとする政府

「福祉国家(welfare state)
    →(社会政策や経済政策の実施によって)積極的に国民の福祉の増進を図る国家体制  

【国家機能の変遷の要因】
    @政治的要因
   「制限選挙制」から「普通選挙制」への移行 大衆の政治参加
    A経済的要因
   「自由放任主義」を支えた「市場メカニズム」への不信
    B社会的要因
   工業化,都市化の進展 「社会問題」「都市問題」への対応の必要性

【過去問】
国家に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。【国税】

 1.「夜警国家」とは、国家の機能を外敵の侵入の防止や治安の維持などといった最小限のものにとどめようとする国家観であり、近代市民社会の原理と対極をなすものである。
 2.「夜警国家」においては、国家は市民社会の安全と秩序を守るための必要最小限の機能を果たすものとされ立法権・司法権よりも行政権が統治構造の中心的役割を持つものと位置づけられていた。
 3.「福祉国家」においては、国民の福祉の実現を図るために、結果として国家が積極的に社会に介入することが求められているが、普通選挙制の実現がこのような国家観を生む要因の一つとなった。
 4.「行政国家」とは、増大する行政需要に対処するために、統治構造上、行政権を立法権・司法権に対して優越した地位に置くべきであるとする行政重視の国家観であり、現代社会においては見られないものである。
 5.「行政国家」は、国民の直接の統制が及ばない行政権に過度に権力が集中した非民主主義的な国家形態であり、積極的に国民の福祉の実現をめざす「福祉国家」とはまったく相いれないものである。

【解答】
 正答 3

| 国家
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