近代と現代の民主主義

□現代の民主主義
 19世紀市民社会 理性的・合理的な市民が中心となって、リベラル・デモクラシーを運営
 20世紀大衆社会 感情的・非合理的な大衆が台頭-----デモクラシーの変質(大衆デモクラシー)
 
 内 容  古典的リベラル・デモクラシー  大衆デモクラシー
 担い手  市民(財産と教養を持つ人々)  大衆(平均的な人々)
 世 論  理性的・合理的  感情的・非合理的
 選挙制度  制限選挙(市民に限定)  普通選挙(大衆に解放)
 議会運営  合意形成が容易  社会の多様な利害 合意形成が困難

 

【過去問】
リベラリズムとデモクラシーに関する次の記述のうち、妥当なのはどれか。【地上;1997】


 1.リベラリズムは、統治権力の侵略に対して、個人の自由の領域を最大限に確保しようとする立場であり、デモクラシーとともに農民階級,労働者階級の革命運動の中から生まれてきた。
 2.市民革命急進派のイデオロギーとして形成されたデモクラシーは、ヨーロッパにおいては革命の挫折とともに初期社会主義と結びついたため、リベラリズムとは対立する関係にあった。
 3.A.トクヴィルは、1830年代のアメリカ民主主義を観察することにより、それまで衆愚政治,恐怖政治に結びつきやすいとされていたデモクラシーとリベラリズムの分離を提唱した。
 4.プロレタリアートが労働者全体を意味するものであれば、プロレタリアート独裁は国民の大多数である労働者の支配を意味し、その内容はリベラリズムとほぼ同義語になる。
 5.議会主義は、国民代表の機関である議会を中心にして行われる政治の仕組みとその原理であり、その起源は貴族主義とは関係がなく、デモクラシーから起こったものである。

【過去問】
 正答 2

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