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サルトーリの政党制論(2)

□サルトーリの政党制の類型(2)
 競合的システム
      1)一党優位政党制
    平等の地位を持つ複数政党間で競合が展開されるが、一党が長期間圧倒的な力を保っている
        例)55年体制下の日本の自民党の一党支配体制
      2)二党制
    二大政党で競合し、政権交代もあり、第三党以下は影響力を持たない
        例)イギリス,アメリカ
      3)穏健な多党制(限定的多党制)
    政党数が3〜5で、連合政権が一般的であり、政党間のイデオロギー距離が小さい
        例)ドイツ,オランダ
      4)分極的多党制(極端な多党制)
    政党数が6〜8で、政党間のイデオロギー距離が大きく、大きな反体制政党も存在
        例)フランス,イタリア,スイス
      5)原子化政党制
    極度の混乱期に発生し、抜きんでた政党がなく群小政党が乱立

【過去問】
サルトーリの分類による政党制の類型に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。【地上】


1.一党優位政党制は、政権を担当できるのは1党だけであり、それ以外の小政党の存在も認められているが、政権交代はありえない政党制のことである。

2.二党制は、支配的な政党以外の政党も合法的で正当な挑戦者として支配政党と競合できるが、政権交代は起こりにくい政党制のことである。

3.ヘゲモニー政党制は、2つの大政党が絶対多数議席をめざして競合し、そのうち一方が単独政権を組織する政党制のことである。

4.限定的多党制は、政党数が3つから5つであり、イデオロギーの差異が比較的小さく、政党間の連合交渉がまとまりやすい政党制のことである。

5.原子化政党制は、政党数が6つから8つであり、イデオロギーの差異が非常に大きく、政党間の連合交渉がまとまりにくい政党制のことである。


【解答】
 正答 4

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