圧力団体の台頭

【圧力団体台頭の要因】
  1)社会集団の噴出
      資本主義の発展・高度化 ⇒ 社会集団の多様化・複雑化
  2)地域代表原理の変質
      地域代表 ⇒ 複雑に分化した職業上の利益の充足が困難
  3)政党の寡頭制化
      大衆デモクラシーの拡大 ⇒ 党組織の拡大 ⇒ 政党の官僚制化・寡頭制化 ⇒ 国民の要望への対応が困難
  4)国家活動の膨張
   夜警国家から福祉国家への転換 ⇒ 従来政治に関わりを持たなかった利益集団も働きかけが必要

【過去問】
圧力団体に関する次の記述のうち、妥当なのはどれか。【国税】


1.圧力団体が台頭した理由の1つは、政治の中心が行政部に移ったことであったが、アメリカの場合は、三権分立が原則とされているため、立法部への働きかけも圧力活動の重要な部分となっている。

2.2大政党制や小選挙区制をとる国では圧力団体が発達したが、多党制の国々では、政党が圧力団体の役割を十分に果たしているので、圧力団体の活動は概して低調である。

3.一般に圧力団体を政党と区別する理由として、選挙において独自の候補者を擁立せず、支持政党についても固定化を避ける弾力性をもつことが指摘されているが、これはわが国においても当てはまる。

4.わが国の圧力団体は、かつては個人的な人間関係を通じて活動を行っていたが、最近では専門的なロビイストを常時養成し、議員以上に法案や議事手続きに精通しているロビイストの活動を通じての圧力活動が多くなってきた。

5.わが国では、自由民主党による長期政権保持の結果、多くの圧力団体が同党との関係をもっているが、利益の配分機構は流動的であり、有利な立場にある団体ほど目立って活発な圧力活動を行っている。

【解答】
 正答 1

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