ロビイストとロビイング活動(1)

□ロビイスト
    →圧力団体や企業などの依頼を受けて、議会や政府などの政策決定過程に影響力をもつ人々


【ロビイスト台頭の要因】
 1)アメリカでは三権分立が厳格に守られ、議会が強い権限を保持している
 2)政党の議会内組織が弱く、党議拘束も殆どない(クロス・ボーティング)
  →ロビイストは個別に議員を説得可能
 3)議会の実質的審議は委員会あるいは小委員会で行われ、法案の死命を決するのは少数の議員
  →ロビイストは少数の議員に働きかけるだけで法案の成否を決することができる

【過去問】
アメリカの圧力団体に関する次の記述のうち、妥当なのはどれか。【地上】


1.アメリカの圧力団体は、一般に、議会政治の下では十分には代表されない少数派の要求を幅広く取り上げ、これを国政に反映させることを目指しており、代議制の補完機能を持つ。

2.アメリカの圧力団体は、第二次世界大戦後のマスメディアの発達により国民の政治意識が高まり、政治への参加意欲が増大したために、その台頭をみるに至った。

3.アメリカにおいてロビイストとは、一定の報酬を得て、利益団体のために立法過程,行政過程に影響を及ぼそうとする圧力活動の専門家である。

4.アメリカにおいてロビイストとは、その氏名・所在地などを登録することを義務づけられているが、プライバシーの保護のため、雇用者の氏名や報酬額は除外される。

5.ロビイストの活動の中心は、かつては行政府への働きかけであったが、有効な目的達成のために立法府への移行拡大、さらに世論に訴えることによって利益実現に努めている。

【解答】
 正答 3

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