T.J.ローウィ

セオドア・ローウィ(Wikipedia)
 米国の政治学者。1931年生まれ。ミシガン州立大学卒業後、イェール大学で、ロバート・ダールに師事し、修士号および博士号を取得。コーネル大学助教授、シカゴ大学政治学部准教授・教授をへて、1972年から、コーネル大学教授。
 従来、アメリカでは「多元的な勢力が自由に競合することで、政治的均衡が達成されている」ととらえられていたが、ローウィはそれを批判。利益集団の活動を野放しにすることで、実際には特定の利益集団が特権的地位を得ていると指摘した。

【過去問】
利益集団に関する次の記述中の空欄ア〜エに入る語句の組合せとして、妥当なものはどれか。【市役所;1999】


アメリカに代表される多元主義が利益集団間の「競争」を強調するのに対して、経済団体や労働組合などの機能別の頂上団体が政策の策定およびその実施に大きな影響力を持つことが先進諸国に見られることを指摘する概念として、( ア )がある。また、1960年代後半から、利益集団による圧力政治が野放しにされると、一貫性を欠く政策や、強い政治力を持つ少数者集団に政治的特権をもたらすという主張が提出され、その代表的な主張として、( イ )は、利益集団による圧力政治が野放しにされている状況を( ウ )と呼んで批判した。
  一方、普通、大規模な利益集団は、( エ )の発生を抑制できなくなるので、個人に対する強制や外的刺激なしでは、組織を維持することは困難であるため、利益集団の役割は小さくなるという主張もある。


        ア             イ             ウ                エ
1.ネオ・コーポラティズム  シュミッター  利益集団自由主義     カウンター・フォース
2.ネオ・コーポラティズム  シュミッター  利益集団自由主義     既得権
3.ネオ・コーポラティズム  ローウィ    利益集団自由主義     フリー・ライダー
4.利益集団自由主義     ローウィ    ネオ・コーポラティズム  カウンターフォース
5.利益集団自由主義     オルソン    ネオ・コーポラティズム  フリー・ライダー


【解答】
 正答 3

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。