多数決原理

□多数決原理
  議会における決定 ⇒ 多数決によって採決
           「多数者の意見のほうが.より真理に近いはず」との信念に基づく

  十分な討議 ⇒ 問題の所在が明確化-----歩み寄りも可能に

【過去問】
多数決原理に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。【国U;1997】


1.議会政治の基本原則とされている多数決原理では、討論の過程で少数意見を最終意思に反映させることがある程度はあるにしても、原則的には少数派の歩み寄りによって妥協を形成し、統一意思を導き出すものとされている。

2.多数決原理が政治統合の方法として用いられるのは、多数決を通じて利害が調整されることが主な理由であって、利害が直接の対象とされる限り、得られた結論が正しいかどうかには直接の関係はない。

3.多数決原理が成り立つのは、結局は権力による強制が最後の手段として存在しているからであり、他の政治統合の手段と比べて政治的自由が十分に確保されているとは一般的に考えられていない。

4.多数決原理において、多数派と少数派の区別は相対的なものであって、現在の少数派は多数派に成長する可能性があるが、その可能性が大きいほど、現在の多数派の見解に対する信頼性が失われて、少数派は多数派の決定に服従しなくなる。

5.自由な討論は、多数決原理において重要な意味を持っていたが、近年では議会の政党化により、ある事柄をめぐる賛否は討論が行われる以前から決定されていることが多くなり、必ずしも多数決原理の不可欠な前提ではなくなっている。

 


【解答】
 正答 4

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