一票の格差

一票の格差(Wikipedia)
  →主に国政選挙などで、有権者の投じる票の持つ影響力の違いのこと
  選出される議員1人当たりの有権者数が選挙区によって違うため、有権者数が少ない選挙区ほど有権者一人一人の投じる1票が選挙結果を左右する可能性は大きくなり、逆に有権者が多い選挙区ほど1票の影響力は小さくなる。通常は有権者が多い選挙区の選出定数を多くすることにより調整が図られるが、必ずしも十分な調整がなされていない場合があるとして問題となる。

【過去問】
わが国の選挙制度に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。【国U;1993】


1.各政党の得票率に応じて議席を配分する選挙制度を比例代表制と呼ぶ。比例代表制の利点としては、中道政党に有利に働くために政党政治が穏健かつ安定的になりやすいこと、欠点としては議員と有権者の距離が大きくなることが挙げられる。

2.選挙区から議員を1名選出する選挙制度を小選挙区制と呼ぶ。小選挙区制の利点としては、同一政党の候補者どうしの選挙戦がないため、政党間の競争を政策論争に結びつけやすいこと、欠点としては死票の比率が高まることなどが挙げられる。

3.1人1票という原則に固執すれば、人口の少ない地域の発言力が小さくなるという不公平が生まれる。そこで、イギリスやドイツの例にならい、わが国でも1票の格差を3倍以内とし、都市・農村間の格差是正が図られているが、野党勢力からの批判もある。

4.現代政治に対する有権者の無関心が憂慮されている。しかし、わが国の戦前、戦後を通じた投票率の変化をみれば、明治末期の40%台から始まって、現代では80%弱の有権者が投票するようになっており、穏やかながらも政治意識の高まりをみることができる。

5.わが国では、公正な選挙が行われるように選挙事務の管理に当たるのが、各都道府県・市町村の選挙管理委員会(選管)である。選管は自治省の提出した名簿に基づいた委員によって構成され、自治省の付属機関として地方公共団体および国政選挙における選挙活動を監視する。

 


【解答】
 正答 2

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