囚人のジレンマ(ディレンマ)

囚人のジレンマ(Wikipedia)
 →ゲーム理論や経済学において、個々の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況の例としてよく挙げられる問題

【具体例】
 ある事件において、共犯と思われる二人の被疑者が別件逮捕で捕らえられた。決定的な証拠がない二人の被疑者は、完全に隔離された上で双方に同じく以下の条件が与えられた。

 ・もし、あなたがこのまま黙秘を続け、もう一人も黙秘を続けた場合(別件の罪にしか問えないため)二人とも懲役2年だ。
 ・もし、あなたが自白し、もう一人が黙秘を続けた場合、あなたを司法取引によって刑を1年にしよう。ただし、もう一人は懲役15年だ。
 ・もし、あなたが自白し、もう一人も自白した場合、双方とも懲役10年だ。 もう一人の方にも、全く同一の条件を伝えてある。

二人の容疑者を囚人A、囚人Bとおいて表にまとめると、以下のようになる。表内の左側が囚人Aの懲役、右側が囚人Bの懲役を表す。このとき、囚人がどちらを選択するのがよい戦略かというのが問題である。

 囚人B 黙秘(協調)囚人B 自白(裏切り)
囚人A 黙秘(協調)(2年, 2年)(15年, 1年)
囚人A 自白(裏切り)(1年, 15年)(10年, 10年)
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ゲーム理論

ゲーム理論(Wikipedia)
 →複数の主体の存在する状況下での意思決定について研究する、20世紀半ばに確立された数学の一分野であり、「理論」の名を冠してはいるが単一の理論ではなく通常学問の分野や研究のアプローチだとされる。

  経済学、経営学、心理学、生物学、社会学、政治学などと密接な関わりを持つ。


ゲーム理論の分析対象は、次のような状況である。

・複数の行為主体が存在する
・各行為主体は、各自の目的をもつ
・各人の行動は、状況や相手に影響を与える
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政治的公共選択論

□政治的公共選択論
 →民主制や官僚制の下における政治過程を、ミクロ経済学的なアプローチで解こうとする理論
  政治的公共選択論では、効用の最大化を図る合理的な行為者を前提として「人間は自己の利益を最大化することを目的として合理的に行動する」ものと想定されている。

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ベントレー,トルーマンの均衡理論

□均衡理論;ベントレー,トルーマン

    【諸集団間に均衡をもたらす要因】
      1.集団のクリス・クロス(重複メンバーシップ)
        人々が複数の集団に所属 ⇒ 集団間の対立を緩和

      2.習慣背景(潜在的集団)
        対立の発生 ⇒ 社会の慣習的ルールが対立を抑制
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政治過程論

□政治過程論
 →政治の過程を、政策が決定される政治システムの内部に入って、その様子を明らかにする理論

    【政治の過程】

    有権者の意見・利益 ⇒ 直接(or圧力団体経由) ⇒ 政党 ⇒ 政府・議会

  19世紀以前の政治学;政治機構論が中心
                 ↓
  20世紀の現代政治学;政治過程論,政治行動論が重要なテーマに


 □政治過程論の成立
  @ベントレー;『統治過程論』(1908)-----個人でなく「集団」の重要性に着目
      政治過程 ⇒ 諸集団が同一平面上で相互に対抗し、あるいは協調しながら政策形成する過程


  Aトルーマン;『統治過程論』(1951)-----社会心理学的な圧力団体研究
      ベントレーを理論的に継承


  Bウォーラス;『政治における人間性』(1908)
      政治学に心理学的方法を導入


  Cリップマン;『世論』(1922)-----世論の「非合理的性格」を解明
      大衆 ⇒ マス・メディアによる疑似環境に反応----- 「ステレオ・タイプ」化された思考


              事 実  -----  ステレオタイプ  -----  解 釈


 

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